ビーズ法ポリスチレンフォーム断熱材は、微細な完全独立気泡によって構成されていますから、優れた断熱性能をもっています。密度と熱伝導率の関係は下記の通りです。
ビーズ法ポリスチレンフォーム断熱材は、低温となるほど熱伝導率も低下します。各温度での熱伝導率は以下の通りです。
EPSの原材料であるポリスチレン樹脂は、熱可塑性樹脂であるため高温に接すると樹脂自体が軟化して膨張もしくは収縮などの変形が生じます。
JIS A 9511:2006では右図のデータや今までの使用実績などからEPSの耐熱温度を80℃としており、一般的にはこの温度以下で使用します。又、80℃以上でも使用出来る特殊なタイプもありますので、詳細はメーカーにお問い合わせください。